内視鏡検査

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当院の内視鏡検査について

  • 胃内視鏡検査:火・水・土
  • 大腸内視鏡検査:火・水・金

※胃と大腸内視鏡検査を同時に受けることも可能です。
※内視鏡検査は予約制になっておりますので、お気軽にお申し出ください。

当院の検査の流れ

1.予約

胃・大腸内視鏡検査ともに予約制です。受診時に直接医師にお申し出ください。 電話での予約も受け付けておりますが、検査を受けられる方の今の病状やアレルギーの有無・既往歴等お伺いしなくてはなりませんので、来院をお願いすることもあります。

2.前日

朝と昼は普通の食事をとってかまいませんが、夕食では(特に大腸内視鏡検査を受けられる方)便中に固形物として残りやすい以下のものは避けてください。また、飲酒も控えてください。

例)海草類(海苔、ひじき、わかめ、昆布)、きのこ類(しいたけ、きくらげ)、果実類(みかん類、キウイ等)、えりんぎ、皮付きトマト、とうもろこし、枝豆、切干大根、こんにゃく、しらたき

※夜の10時までに食事は終えてください。
※飲水に関しては10時以降も制限はありません。
※おやすみ前にお薬をお飲みいただくようお願いする場合があります。

3.来院

当日は起床後、お水は飲まれて結構ですが、それ以外のお茶・コーヒー・紅茶・牛乳等お水以外のものは飲まないでください。

※保険証は必ずお持ちください。
※診察券・検診結果表をお持ちの方は、それも持参しましょう。
※検査一週間前から当日までの排便の状況について医師・看護師にご相談ください。
(特に、頑固な便秘、腹痛、最近の排便回数が減ったなど)

胃内視鏡検査とは

のどの麻酔を行ってから口から十二指腸まで、医師が食道・胃・十二指腸を肉眼的に観察しながら内視鏡を挿入します。粘膜の変形やポリープなど認めた場合、一部もしくは全部を内視鏡下で採取し病理学的検査に出します。

造影剤を飲んで行う胃のレントゲン検査との違いは、肉眼的に見ることにより、粘膜の微細な変形や色調の変化がわかり、カメラで触れることにより病変組織の硬さが解かります。
そして組織を採取することで病変部の良性・悪性の判定が付けられるという、決定的な違いがあります。

30歳を過ぎたら胃がんの発生が見られます。決して苦しい検査ではありませんので、お気軽に受けてください。

検査までの準備

事前に入れ歯など外れる歯がある場合ははずしていただきます。またぐらぐらしているような歯があれば申し出てください。

その他風邪を引いていてのどが痛い、咳が出る、腰が曲がっていて上を向いて寝ることが出来ないなど、心配事がある場合は遠慮されないで申し出てください。

1.スタンバイ

いよいよ検査が始まります。
のどの麻酔のうがいから始めていきます。医師の指示に従ってください。

2.検査の実施

緊張なさらずにリラックスしていてください。痛いのは注射のときだけです。
肩に力が入っていると嘔吐反射(ゲェッとなる反射)が強く出てしまいます。肩の力を抜いてラク~にしていてください。

3.検査終了後

のどのしびれは麻酔のせいです。20分くらいで麻酔が覚めますので、それから飲食を行ってください。
よく麻酔が覚めずに飲食なさりますと、誤飲してむせますのでご注意ください。

大腸内視鏡検査とは

肛門から内視鏡を挿入し、医師が直接肉眼的に観察しながら検査します。ポリープなどの病変を認めた場合、その一部をつまみとり、後日病理学的に悪性か良性かを判定できるという利点があります。
大腸内視鏡検査及び診断技術は、とても進歩しております。

また、最近は、電子内視鏡の普及により、大腸の中をテレビモニターで見ることが出来るようになりました。
ただし、大腸粘膜をくまなく観察するためには、腸の中をキレイにしておく必要があります。

検査までの準備

薄い塩味の水溶液を2リットル程度お飲みいただきます(個人差があります)。服用のペースとしておよそコップ一杯を10~15分かけてください。飲んでいる途中か飲み終えてから便意をもよおしますが、我慢なさらずに何回でも排便してください。
はじめは固形物が混ざりますが、次第に黄色い水様便になり、だんだんと色がうすくなり透明になっていきます。
準備の間も、お腹の痛みを感じることはほとんどありません。
もし吐気、嘔吐、腹痛等の症状がありましたら、すぐに医師・看護師にご連絡ください。

1.スタンバイ

痔があっておしりがいたい、腰が曲がっていて上を向いて寝ることが出来ないなど、心配事がある場合は遠慮されないで申し出てください。
お尻にきれめのある紙パンツと検査衣に着替えてください。ちょっと恥ずかしいなと思っていらっしゃる方でも、この検査衣を着ますと大丈夫です。

2.検査の実施

医師・看護師が検査前にご説明したとおり宜しくお願い致します。
何しろお尻から管を入れる検査ですので、どうしても緊張して身体に力が入ってしまいがちですが、意識的に力を抜いてなるべくリラックスするようにしてください。
また、検査中は多少苦痛を感じることもありますが、その時はご遠慮なく教えてください。あまりに痛みを我慢しすぎますと、腸に傷が付く恐れがありますのでご用心。

3.検査終了後

時々お腹に空気がたまって苦しいことがありますが、何度かトイレに行ってガスを出せば楽になります。検査の後のお食事は普通になさって結構です。
病理組織検査をお受けになった方は、検査当日の暴飲暴食及び過激な運動はお避けください。特にアルコール類は控えましょう。
病理組織の結果は1週間前後かかりますので、結果が出たころに受診の上、結果説明を受けてください。